何が起きてもおかしくない時代。
私たちは何を準備しておくべきなのでしょうか?
あまり考えたくないことですが、何も知らないのも不安ですよね?。
そこで、おひとりさまにもできる最低限の備えについて調べてみました。
有事の兆しに敏感になる
いつ起こるかわからない有事。ある日突然始まってもおかしくありません。
でも、事前にその兆しに気付くことはできます。
特にこのようなニュースが流れたら注意が必要です。普段から国内ニュース・海外ニュースをチェックしましょう。
- 近隣諸国との関係悪化
- テロ事件
- 大使館や外資系企業の人員の国外退去
安全な場所を確認しておく
地図を使って、安全な場所と危険な場所を確認しておきましょう。
- 自宅周辺
- 勤務先周辺
- 通勤経路
それぞれの地域を地図で確認していきます。
危険な場所
攻撃目標になりそうな施設を確認しておきます。
- 政府関係施設
- 基地関係施設
- インフラ関係施設(港湾・空港・発電所・ダムなど)
人口密集地域も確認を。群衆がパニックになると危険です。
- 繁華街
- ショッピングモール
- オフィス街
- レジャー施設
- スポーツ施設
- イベント会場
シェルターにできそうな場所
ミサイル攻撃があった場合、避難できる場所を確認します。
- 地下鉄の駅
- 地下街
- オフィスビルやデパートの地下
徒歩の経路
有事下では交通機関は使えません。勤務先から自宅まで徒歩でのルートを確認します。もし、自宅が危険な場所に近い場合は、避難場所を想定しておきます。
頼れそうな場所
いざというとき頼れそうな場所もチェックします。けがをした時、飲み水が欲しい時、トイレを借りたい時などを想定しておきます。
- 病院
- 公園
- 自治体の役所や公民館
- 大学・高校・中学校・小学校
- 神社・寺
- 山林
- 親戚・友人の家
有事の兆しが高まっていると感じたらどうする?
ニュースや社会情勢から、有事の兆しが高まっていると感じたらどうしますか?
そんなときは次のようなことに注意します。
上でチェックした危険な場所にはなるべく近づかないようにする。
外出時は、長袖、長ズボン、スニーカー、リュックなど、走れる服装にする。
普段の外出時も、非常持ち出し袋のうち必要な物は持ち歩くようにする。
下にある非常持ち出し袋をチェックする。
警報が発令されたらどうする?
1. 特別なサイレンが鳴る
武力攻撃やテロが危険性が高まったり、実際に発生してしまった場合には、防災無線で特別なサイレン音が鳴ります。
サイレン音はこちらで再生できます。
2. 警報の内容が伝達される
テレビ・ラジオ・消防の車両などで、どこで、どのようなことが発生したか、発生しそうなのか、どのような行動をとるべきか、伝達されます。必要があれば避難の呼びかけがあります。
Jアラート例:直ちに避難。直ちに避難。直ちに建物の中、または地下に避難してください。ミサイルが、●時●分頃、●●県周辺に落下するものとみられます。直ちに避難してください。
政府の最新情報はこちらにもアップされますので、ブックマークやフォローしておきましょう。
3. 警報が発令されたら直ちにとるべき行動
屋内
- ドア・窓をすべて閉める
- ガス・水道・換気扇を止める
- ドア・壁・窓ガラスから離れて座る
屋外
- 堅牢な建物や地下街、地下鉄など屋内に避難する
- 車を運転中の場合はできる限り道路外の場所に車両を止める。やむを得ず道路に置いて避難するときは、左端に寄せてキーを付けたまま駐車する。緊急車両の通行の邪魔にならないようにする。
情報収集に努める
警報・テレビ・ラジオ・政府ホームページ・政府Twitterなどから情報収集に努める。
4. 避難指示が出されたらどうする?
避難の種類
避難には次のような種類が想定されています。
- 屋内への避難
- 近隣の避難所施設への避難
- 市町村・都道府県を越えた遠方への避難
避難する際の留意点
- 元栓をしめ、コンセントを抜いておく。ただし冷蔵庫のコンセントはさしたままでOK。
- 頑丈な靴、長ズボン、長袖シャツ、帽子などを着用する
- 非常持ち出し袋を持参する
- パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなど、身分証明書を携行する
- 家の戸締りをする
- 近所の人に声をかける
- 避難経路、手段は行政機関の指示に従う
非常持ち出し袋
非常持ち出し袋を準備しておきます。
男性であればキャンプセットを用意しておくのも良いと思いますが、おひとりさまの女性は野宿はNG。危ないです。
そこでこちらでは、自宅から→避難所へ避難するための持ち出し袋を想定します。
貴重品はこのようなセキュリティポーチにまとめ、肌身離さず身に着けておくと安心です。
コンパクトで持ち歩くのに最適な上に腹持ちがいい。とても美味しいようかんです。
アルミとフリースが裏表になっている暖かい毛布です。
まとめ
有事に備えて日ごろから準備しておくことは大切です。地震の備えだけでなく、有事も想定した準備をしておきましょう。
取り越し苦労でも良いので、備えだけしておけばとりあえずは安心です。
情報収集も生活の中に組み入れてアンテナを建てておくと、事前に被害を免れることができるかもしれません。
実際に有事に遭遇してしまった場合にどうすればよいのかをまとめた記事もありますので参考になさってくださいね。
参考サイト
武力攻撃やテロから身を守るために(パンフレット)/国民保護ポータルサイト