ずっとドコモユーザーだった人が格安SIMに変えようと考えたとき、
どんな格安SIMにすればよいと思いますか?
これまでずっとドコモユーザーですと、ドコモ以外のキャリアの知識がなかったりするんですよね。
こちらの記事では、そんなドコモユーザーにおすすめの格安SIMについて解説したいと思います。
ドコモユーザーにおすすめの格安SIMとは?
NTT系が運営している格安SIMがある
なぜドコモが信頼できるのかという理由から逆算して、ドコモユーザーとしてはどんな格安SIMなら安心して使えそうかを考えてみました。
・回線はドコモ系が安心
・経営しているのがNTT系なら安心
回線と経営がNTT系で、通信が安くなるなら、こんなに嬉しいことはないです。
ドコモ歴25年超の私が格安SIMに変更した理由 ahamo編|おひとりさまのライフスタイルメディアMUNAN (ohagiyama.com)
ドコモユーザーとして、安心して乗り換えられそうな格安SIMの条件を満たす格安SIMがあるんです。
それは、NTT系の格安SIM、OCNモバイルONEです。
主な格安SIMの運営会社の一覧
OCNモバイルONE以外の格安SIMはどのような会社が運営しているのか見てみましょう。どのキャリアの回線が利用しているのかも調べてみました。
会社名 | 沿革 | 現在 | ドコモ回線 | au回線 | ソフトバンク回線 | |
NUROモバイル | ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社 | So-netがPHS通信サービスを提供 | So-netモバイルをNUROモバイルに置き換え | 〇 | 〇 | 〇 |
mineo | 株式会社オプテージ | 関西通信設備サービスが母体 | 関西電力、関電システムソリューションズから一部事業を移管 | 〇 | 〇 | 〇 |
BIGLOBE mobile | ビッグローブ株式会社 | NECから分社化 | KDDIグループ | 〇 | 〇 | |
IIJmio | 株式会社インターネットイニシアティブ | インターネットイニシアティブ企画が母体 | 株主にNTTコミュニケーションズ4.5% | 〇 | 〇 | |
イオンモバイル | イオンリテール株式会社 | イオングループ | イオングループ | 〇 | 〇 | |
OCNモバイルONE | NTTレゾナント株式会社 | NTTコミュニケーションズが母体 | NTTコミュニケーションがドコモの子会社となり、個人向け事業をレゾナントへ移管 | 〇 | ||
UQ mobile | KDDI株式会社 | ワイヤレスブロードバンド企画株式会社(KDDI100%出資子会社) | KDDIバリューイネイブラーと合併 | 〇 | ||
LINEMO | ソフトバンク株式会社 | LINEがLINEモバイルとして提供 | ソフトバンクがLINE親会社Zホールディングスを吸収合併 | 〇 | ||
Y!mobile | ソフトバンク株式会社 | イー・モバイルとウィルコムを統合後ヤフーが買収 | ソフトバンクモバイルに吸収合併。 | 〇 |
ドコモ回線が利用できる格安SIMの料金比較の一覧
ドコモ回線を選択できる格安SIMの料金を比較してみました。
通信プランは3GBコースで比較しています。3GBコースがない場合は3GBに近いプランを選びました。
(税込価格) | 初期費用 | SIMカード手配料 | 通信プラン | 月額料金 | 無料通話 | かけ放題オプション |
OCNモバイルONE | 3,300円 | 433円 | 3G | 990円 | なし | 10分かけ放題935円 |
NUROモバイル | 3,300円 | 440円 | 3G | 792円 | なし | 5分かけ放題490円/10分かけ放題880円 |
mineo | 3,300円 | 440円 | 5G | 1,518円 | なし | 10分かけ放題550円 |
BIGLOBE mobile | 3,300円 | 433円 | 3G | 1,320円 | なし | 10分かけ放題913円 |
IIJmio | 3,300円 | 220円~446円 | 4G | 990円 | なし | 5分かけ放題500円/10分かけ放題700円 |
イオンモバイル | 3,300円 | 初期費用に含まれる | 3G | 1,078円 | なし | 5分かけ放題550円/10分かけ放題935円 |
実際に長期ドコモユーザーがOCNモバイルONEを使ってみた感想
実際にOCNモバイルONEを2台目のスマホとして使い始めて2か月経ちました。
ドコモで購入したスマホが余っていたのでそれを再利用します。
オンラインで申し込みをしました。
新規の電話番号で音声SIMのプランです。
6日後にSIMカードが届きましたので、その余っていたスマホに、送られてきたSIMを挿入して使っています。
実際に使ってみた感想ですが、ahamoとOCNモバイルONEの品質の違いは感じません。
ドコモのギガプランとも違いもありませんでした。
6GBプランでかけ放題をつけてもドコモ新ギガプランより安い
OCNモバイルONEは6GB+10分かけ放題のプランを申し込みました。
- 6GB 1,320円 + 10分かけ放題935円 → 月額2,255円(税込)
ドコモの新ギガプランと比較してみます。
- 1GB 3,465円 + 5分かけ放題770円 → 月額4,235円(税込)
ドコモよりOCNモバイルONEの方が安く、月額1,980円節約できます。
ドコモの1GBに対して、OCNモバイルONEは6GB。ドコモはこれが一番安いプランです。
3GBプランならもっと節約できる
OCNモバイルONE 3GB
- 3GB 990円 + 10分かけ放題935円 → 月額1,925円(税込)
ドコモの新ギガプラン 1GB
- 1GB 3,465円 + 5分かけ放題770円 → 月額4,235円(税込)
かけ放題をつけても 月額2,310円 も節約できます。
OCN モバイル ONE|ドコモのエコノミーMVNOahamoとOCNモバイルONEどちらがおすすめ?
ドコモユーザーとしては、ahamoかOCNモバイルONEで迷うかもしれません。
2つを比較してみましょう。
- ahamo 20GB + 5分かけ放題 → 月額2,970円(税込)
OCNモバイルONE 6GB 1,320円 + 10分かけ放題935円 → 月額2,255円(税込)
毎月のパケット量が 6GB以下 なら かけ放題をつけても
OCNモバイルONE が安い
2台目スマホをためしてみる
長期のドコモユーザーとしては、いきなり格安SIMに移行するのはなんとなく不安になってしまうかもしれません。
そんなときは試しに家にある余っているスマホを2台目のスマホとして契約し、実際に比較してみてはいかがでしょうか。
今使っているスマホはそのまま使い続けて、余っているスマホに新しい電話番号のSIMカードを入れて使ってみるわけです。
実際に使ってみて、自分の生活圏内で電波状況を確認してみます。
問題がないと理解できたところで、本格的にナンバーポータビリティで移行すれば良いと思います。その際にはお試しのSIMカードは解約すれば問題ありません。
本格的に格安SIMに移行することに決めたら、毎月2,000円前後の固定費が節約できることになりますから、一時的にスマホ2台持ちした費用も数か月で回収できてしまいます。
こんな方法も今後の固定費節約のために検討してみてはいかがでしょうか。
自宅のwifiもセットで見直しを!
スマホをOCNに変えたら、おうちのwifiも見直しましょう。
セットでそろえた方がお得です。
親や親戚がスマホを持ったら固定電話はいらないかも?
高齢の家族や親戚が全員スマホを持つようになったら、もう固定電話はいらないかもしれません。こちらの記事も参考になさってくださいね。
まとめ
今回は、長期のドコモユーザーにおすすめの格安SIMについて解説してきました。
NTT系列の会社が運営していてドコモ回線を利用できるOCNモバイルONEが、ドコモユーザーにとっては安心して使える格安SIMではないでしょうか。
毎月の通信費は家計の中でも負担が大きいです。この機会に見直ししてみてはいかがでしょうか。