「2025年7月5日4時18分に巨大津波が日本を襲う」という予言が話題になっています。
この予言をされたのは漫画家のたつき諒先生。
数年前、たつき諒さんが夢に見た内容を漫画に描いた「私が見た未来」(1999年出版)の表紙に、3.11の東日本大震災を予言されていたことが話題になり一躍有名になりました。
この漫画が絶版となっていたため中古本が高騰していたのですが、2021年に新たな予知夢を追加して「完全版 私が見た未来」が出版されました。
「完全版 私が見た未来」で新たに追加された予知夢を要約しますと、「2025年7月5日4時18分にフィリピン海で2つの大きな爆発のようなものが起こり、東日本大震災の3倍もの大津波が発生する」というような内容です。
予知夢が外れてくれたらよいのですが、「本当に起こったらどうしよう」と少し心配になりますよね?
そこでこちらでは、原因別の大津波の大きさやどこに逃げればよいのか、2025年7月4日~5日の過ごし方について、具体的に考えてみます。
2025年7月5日だけでなく、南海トラフ地震や首都直下地震、太陽フレアの備えにも参考になると思います。色々なデータを知ることができるリンク先もまとめていますのでぜひご覧くださいね。
原因別:大津波の大きさはどのくらいか考えてみた
2025年7月5日の大津波の原因について、どんなことが言われているのでしょうか?
- 海底火山説
- 隕石説
- 太陽フレア説
- ミサイル説
このような噂がネット上にはありました。
そこで、原因別にいったいどのくらいの大きさの津波を想定すればよいのかを考えてみます。
予知夢の場合
「完全版 私が見た未来」の予知夢では東日本大震災の3倍でした。
東日本大震災の時は、津波の遡上(陸地を駆け上がった津波の高さ)は最大で大船渡市の40メートルです。
40メートルの3倍というと120メートル。
120メートルなら太平洋側の平地からは逃げた方が良さそうですね。
場所がフィリピン海ですから、もちろん日本海側や瀬戸内海も避難が大事かと思います。
予知夢では120mを想定してみました
海底火山説
海底火山説は漫画発売当初から言われていたようです。
これがイメージできるケースがちょうど最近ありました。日本から遠い場所での火山やそれに伴う地震によって、日本に津波が到達したのを覚えていますか?
- 2023年10月9日 原因不明 → 八丈島で60センチの津波
京都大学防災研究所 2023年10月9日の鳥島近海の津波の解析
防災科研 2023年10月鳥島近海津波の謎 —1時間半の間に14回の津波が発生
- 2023年12月3日 フィリピンで地震発生 → 八丈島で40センチの津波
Yahoo!Japanニュース【解説】震源から遠く離れた場所で高い津波を観測 巨大な海底山脈の存在
2023年10月9日に八丈島で60センチの津波を観測しましたが、大きな地震を伴わない津波だったため原因不明でした。
しかし2024年1月25日に防災科研が、1時間半の間に14回の小規模津波が繰り返し発生し、それが重なることによって波高が約二倍に増幅したことがわかったと発表しました。
鳥島付近でマグニチュード4~5の中規模地震が発生し、これによって小規模な津波が繰り返し発生したとみられています。
さらに、鳥島周辺海域では浮遊軽石が発見されており、海底火山活動に関連した地震や津波ではないかといわれています。
海底変動現象が数時間のうちに10回以上も起こり、それが小規模の津波を繰り返し起こして津波波高を増幅させるという現象を観測したのは、世界初とのことでした。
私たちはニュースでプレートや断層が原因で地震が起こるという説明を何十年も聞かされていますが、地震の研究者でも未知の現象がまだあるということですよね?
もし2025年7月5日にこのような現象が起こるとしたら、想定の津波の二倍以上になる可能性も意識したおいた方が良いのかもしれません。
予知夢では120mでしたが、二倍だと240m。最悪の場合を考えて、海底火山の場合はこれくらい想定しておけば安心でしょうか?
海底火山説では240mを想定してみました
隕石説
次に隕石説をみてみましょう。
2013年2月15日 ロシアのチェリャビンスク市に隕石が落下しました。幸いにも空中で爆発して分解されたので、被害は衝撃波によるものが中心となりました。当時ドライブレコーダーに映った隕石落下の様子を見た人も多かったと思います。
このときは隕石が空中で分解されましたが、もし2025年7月5日に大きな隕石のままフィリピン海に落下した場合、どのような被害が考えられるでしょうか?
まず過去の隕石落下の事例です。
- 過去の隕石落下事例
衝突時期 | 場所・名称 | 落下点の水深 | 天体直径 | クレーター直径 | 津波最大波高 | 周期 | 衝突時のエネルギー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
約6600万年前 | メキシコ ユカタン半島 チクシュルーブ・クレーター | 200m | 約10km | 約180km | 約300 m | 10時間 | 広島型原子爆弾の約10億倍/ツァーリ・ボンバの30万倍 |
約 215 万年 | 南極海 小惑星エルタニン | – | 1~4km | – | 100m超 | – | – |
チクシュルーブクレーターの場合、津波最大波高は約300m。直径10kmもの小惑星がフィリピン海に落下するとしたら、日本にはどのくらいの津波が届くでしょうか。
こちらの研究結果から考えてみます。
日本近海(福島沖の太平洋)水深5000mの地点に、直径500mの天体が衝突したと仮定。クレーター直径は12km、深さ4km。
この場合ですと、衝突地点周辺では100mを超える津波が発生するものの、東北沿岸部では数mまで減っていきました。これは大陸棚で反射波が発生してエネルギーが減っていることが考えられ、逆に、大陸棚がない伊豆~マリアナ海溝沿いの島々では、水位が高くなっているそうです。
また、天体のサイズによって津波の波高が決まるわけではなく、衝突地点の水深と天体サイズの組み合わせによっては、小さい天体でも大きな天体と同じ位の波高になるケースもあるとのこと。
ちなみに、天体が太平洋に衝突する確率は次のような研究結果になっています。
- 直径10m 4500年に一度
- 直径100m 13.5万年に一度
- 直径500m 45万年に一度
こうみると確率が低いですよね。でも「大災難」と予言されているくらいですので、万が一を想定してみます。
フィリピン海沖ではなく日本近海に約6600万年前のチクシュルーブ・クレーター並みの隕石が落ちてくると仮定して、最大波高300mを想定してみます。
隕石説では300mを想定してみました
太陽フレア説
太陽フレアが発生すると地震が起こると言われているのをご存知でしょうか?
太陽フレアは太陽の表面で発生する巨大な爆発現象です。この爆発によって、粒子、ガスなどが放出され、地球に放射線や磁力線が届きます。それが、地球のプレートやマグマに影響します。地球にオーロラが生じたり、磁気嵐が起きて電波障害が起きたり、地磁気が狂います。
こうした影響によって、地震が誘発されるのではないかと言われ始めています。
実は、2024年1月1日6時55分に、Xクラス(X5.0)の太陽フレアが発生していました。このクラスの太陽フレアが発生したのは2017年以来6年ぶりとのことです。ご存知の通り16時10分に能登半島地震が発生しています。大きな太陽フレアが発生した時には、念のため地震を警戒しましょう。
太陽フレア・地磁気・放射能の観測データ
太陽フレアや、地上の地磁気、放射能を観測しているサイトをご紹介します。
宇宙天気予報(国立研究開発法人情報通信研究機構) 太陽フレア速報
宇宙天気予報(国立研究開発法人情報通信研究機構)放射線帯電子の観測データ
宇宙天気ニュース(鹿児島工業高等専門学校)太陽フレア・黒点・磁気嵐等の観測データ
IRF(スウェーデン宇宙物理学研究所)24時間の地磁気の観測データ
この機会にもうひとつご紹介しておきたいのが、地震を早く検知できる強震モニタです。大きな地震が起こると音で知らせてくれたり、S派・P派が同心円状に揺れが広がる様子を見ることができます。
2025年に太陽活動がピークを迎える
太陽黒点が増えると太陽活動が活発になるのですが、この黒点の極大期が2025年と言われています。日本でも総務省が、2025年の太陽フレアは100年に1回程度発生する極端な宇宙現象(エクストリーム・イベント)として、予測や対策が検討されています。
- 通信・放送・レーダー
- 衛星
- 航空
- 電考
こうしたインフラの各分野が2週間程度、使用不可になるという最悪シナリオを作成しています。
一方で米海洋大気局(NOAA)の宇宙的予報センター(SWPC)が、太陽活動のピークが2024年1月~10月に早まると発表しました。
東京都江戸川区のサイトでは、2025年7月に大規模な太陽フレアが発生するという予測を紹介しています。
実際のところ、太陽活動のピークが2024年なのか2025年になるのかはわかりませんが、2025年7月5日に太陽フレアによって大地震や海底火山が引き起こされ、大津波が発生する可能性があることはわかりました。
太陽フレアが原因で発生する大津波も、予知夢では120mでしたが、念のため二倍の240mを警戒したいと思います。
太陽フレア説では240mを想定してみました
ミサイル説
ミサイル説で言われているのはロシアのポセイドン。
ポセイドンは、高さ500mの津波を発生させる恐れのある核魚雷です。
高さ500mというのはロシアが発表している数字であって、実験で成功しているわけではないようです。
しかし、海外のニュースでも報道されていますので、警戒しておくにこしたことはありません。
参考 Yahoo!Japanニュース プーチン、巨大津波で都市を壊滅する原子力核魚雷「ポセイドン」の発射試験の準備か?米報道 (2022/11/12)
ミサイル説は500mを想定してみました。
太平洋沿岸の津波の高さを500mと仮定する
以上のように原因別に津波の高さを調べてみたところ、120m~500mと幅がありました。
やはり身を守ることが大事ですので、最悪のシナリオを想定して、津波の高さは500mと仮定して、逃げる場所を探してみたいと思います。
予知夢をきっかけにこうした情報を調べているのですが、伊勢白山道さんのブログも参考にしています。伊勢白山道さんではやはり標高が高い場所、そして前日からの避難を推奨されています。こちらでも念のため、高め、高め、を意識していきたいと思います。
逃げる時間はあるのか?
フィリピン海沖で何かの爆発があったとして、津波が日本に到達するまでにどのくらい時間的猶予があるのか調べてみました。
2022年1月にトンガで起きた大規模噴火によって、地球規模の津波が発生した様子がこちらです。
噴火が起こると、ラム波と大気重力波という衝撃波によって2段階で海が上に持ち上げられる現象が起こるそうです。赤と黒の線はその2段階の津波を表しています。
この円の大きさからすると、もしフィリピン海沖で津波が発生した場合、2~3時間で日本に到着しそうです。
2023年10月9日の原因不明の津波も、2023年12月3日のフィリピンの地震の津波も、津波警報は発令されましたので、2025年7月5日も津波警報は発令されると思います。
ですので、津波警報が出てから数時間は逃げる時間が確保できそうです。
ところが問題は津波の高さですよ。ミサイル説では500mでした。
多くの人は海に面した平地に住んでいます。朝4時に2時間で標高500mのところに逃げるのは難しいですよね?となると、5日より前に避難しておくのが良いかもしれません。
もちろん500mというのは極端な数字ですし、日本に到達するまでにもっと低くなっている可能性もあります。
しかし、本当に500mの津波が日本を襲う可能性もゼロではありません。
参考:FNNプライムオンライン 高さ500mの津波が…「使ったら世界が終わる」ロシアの“終末兵器”ポセイドンとは
こちらのサイトによると、ニューヨークが標的にされた場合、エンパイアステートビル以上の高さの津波が平坦な地形ならば最大500km先まで到達すると海外のニュースで報道されているそうです。
もし「フィリピン海沖」という部分の予言が外れて、日本近海が標的にされた場合も考えて、あらかじめ500m以上の場所に避難しておいたほうが安心できるかも…。
参考:気象庁 地震以外の火山現象等に伴い発生する津波と取るべき行動
参考映画:グリーンランド
映画「グリーンランド」は、大気圏突入で消滅するはずだった彗星の破片が、燃え尽きずに地上に降り注いてしまうというストーリーです。
この映画では、隕石が衝突するときの衝撃波の凄さを感じることができます。光の速度のような速さで爆風が広がり、街をなぎ倒していくため、シェルター以外には隠れるところがありません。ですから、落下地点が近い場合、落下してから逃げるのは難しそう。
「グリーンランド」でもう一つ参考になるのは、隕石の落下予測が出てから避難することの難しさです。
24時間前に退避勧告が出たとしても、道路は渋滞、日本ならきっと電車も満員。徒歩で移動には限界が…。皆が危険を察知してから移動するのは厳しそう。
できれば、予測や予言が当たるかどうかわからない段階で、念のため避難しておくのが無難な気がします。
どこに逃げればいい?
さて、それでは最悪500mの津波が起こるとしたら、いったいどこに逃げれば良いでしょうか?
まず日本地図で具体的にイメージしてみましょう。
洪水マップで確認します。
60mがMAXなので60mを選択しました。60m浸水すると平野はアウトですね。
このサイトは便利です。リンク先で地図を拡大したり数字を変えたりして自分の住んでる地域の地形を把握してくださいね。
次に標高を見てみましょう。
標高300m以上に色を付けました。こちらも平野部分は黒塗りになってしまいますね。
津波警報が出てから2時間以内に色のついた地域に避難できる場所にいるなら、津波警報を待ってから避難で良いかもしれません。
一方で、黒塗りの地域にいる場合は、朝4時に津波警報が出てから2時間で高地に避難するのは難しい人が多いのではないでしょうか。
ということは、黒塗りの平地部分に住んでいる場合は、2025年7月4日から高地にあらかじめ避難しておくのが良さそうです。
標高500m以上の盆地に逃げるとしたら?
ではどこに避難しておくのがよいでしょうか。
まず、上のニュースで平坦な地形だと500km先まで津波が到達してしまうと脅されたので、平野は除外。
平野の奥まで津波が来るなら津波を防いでくれる高い山に逃げたい。
でも土砂崩れの恐れもあるので、高い山の向こう側の平らな場所の真ん中あたりがいい。
ということで、標高500m以上、しかも高い山に囲まれた盆地を探すことにしました。さすがにここまで逃げたら怖くない!
ということで、標高500m以上の盆地はどこにあるのか調べてみました。調べても情報がなかった盆地については、上でご紹介した地理院地図でだいたいの標高を調べたものになります。避難場所に適しているかどうかを判断できる程度の精度です。
意外に少ないのです。
- 福島県中央部 猪苗代盆地 500~600m
- 群馬県北部 沼田盆地 300〜600m
- 長野県北西部 白馬盆地 700m~
- 長野県中央部 筑北盆地 600m~
- 長野県中央部 諏訪盆地 750~900m
- 長野県中央部 上田盆地 400〜600m
- 長野県中央部 松本盆地 500~800m
- 長野県東部 佐久盆地 650~800m
- 長野県南部 伊那盆地 400〜700m
- 岐阜県北部 高山盆地 560~600m
やはり長野県が一番多いですね。たしかに長野なら安心できます。
ちなみに全国の盆地の一覧を下に載せていますのでご覧ください。
盆地にこだわらず高い山でも良いと思いますが、土砂崩れが起こらなさそうな場所を事前に探しておきましょう。
都道府県 | 市区町村 | 盆地名 | 標高(m) | 近くの河川/火山 | 近くの断層帯/特徴 |
---|---|---|---|---|---|
北海道北部 | 名寄市 | 名寄盆地(なよろ) | 100~160 | 天塩川/大雪山・十勝岳・丸/ | サロベツ断層帯/北海道でも特に寒さが厳しい |
北海道北東部 | 北見市・常呂郡端野町・同郡訓子府町 | 北見盆地(きたみ) | 120~200 | 常呂川・無加川/知床硫黄山・羅臼岳・天頂山・アトサヌプリ・摩周・雄阿寒岳・雌阿寒岳・大雪山・十勝岳・丸山 | 標津断層帯 |
北海道中央部 | 旭川市 | 上川盆地(かみかわ) | 100~200 | 忠別川・美瑛川/大雪山・十勝岳・丸山 | 増毛山地東緑断層帯 |
富良野市 | 富良野盆地(ふらの) | 400~500 | 空知川/大雪山・十勝岳・丸山 | 富良野断層帯 | |
秋田県北東部 | 大館市 | 大館盆地(おおだて) | 50~60 | 米代川・長木川・下内川/十和田・秋田焼岳・八幡平 | 花輪東断層帯 |
鹿角市 | 花輪盆地(鹿角盆地) (はなわ/かづの) | 100~160 | 米代川・小坂川・大湯川/十和田・秋田焼岳・八幡平 | 花輪東断層帯 | |
北秋田市 | 鷹巣盆地(たかす) | 20~30 | 米代川・阿仁川/十和田・秋田焼岳・八幡平 | 能代断層帯/かつて古鷹巣湖という湖だった | |
秋田県南東部 | 大仙市・横手市・湯沢市 | 横手盆地(よこて) | 20~100 | 雄物川/秋田駒ヶ岳・鳥海山・栗駒山 | 横手盆地東縁断層帯・雫石盆地西縁−真昼山地東縁断層帯 |
岩手県西部 | 盛岡市・花巻市・北上市・奥州市 | 北上盆地(きたかみ) | 100~200 | 北上川/八万平・岩手山・秋田焼岳・秋田駒ヶ岳・栗駒山 | 北上低地西縁断層帯 |
宮城県中央部 | 仙台市 | 愛子盆地(あやし) | 100~270 | 広瀬川・大倉川/蔵王山・鳴子 | 長町−利府線断層帯 |
山形県北東部 | 新庄市 | 新庄盆地(しんじょう) | 110~180 | 最上川・鮭川/鳥海山・肘折 | 新庄盆地断層帯/国内有数の豪雪地帯 |
山形県中央部 | 長井市 | 長井盆地(ながい) | 200~250 | 最上川/蔵王山・吾妻山・肘折 | 長井盆地西縁断層帯 |
山形県東部 | 山形市・天童市 | 山形盆地(村山盆地) (やまがた/むらやま) | 80~120 | 最上川・須川・馬見ヶ崎川・立谷川・乱川・寒河江川/蔵王山・肘折 | 山形盆地断層帯 |
山形県南部 | 米沢市 | 米沢盆地(置賜盆地) (よねざわ/おきたま) | 200~300 | 最上川・鬼面川・天王川・砂川・屋代川・犬川/蔵王山・吾妻山 | 山形盆地断層帯 |
福島県北部 | 福島市・伊達市・桑折町・国見町 | 福島盆地(ふくしま) | 40~280 | 阿武隈(あぶくま)川/吾妻山・磐梯山・安達太良山 | 会津盆地西縁・東縁断層帯 |
福島県中央部 | 猪苗代町 | 猪苗代盆地(いなわしろ) | 500~600 | 猪苗代湖/吾妻山・磐梯山・安達太良山 | 会津盆地西縁・東縁断層帯 川桁断層 |
郡山市 | 郡山盆地(こおりやま) | 220~300 | 阿武隈川/吾妻山・磐梯山・安達太良山 | ||
福島県西部 | 会津若松市・喜多方市 | 会津盆地(あいづ) | 175~220 | 阿賀川/磐梯山 | 会津盆地西縁・東縁断層帯 |
群馬県北部 | 沼田市 | 沼田盆地(ぬまた) | 300〜600 | 利根川・片品川・蓮根川/赤城山・榛名山・日光白根山 | 大久保断層 |
神奈川県 南西部 | 秦野市 | 秦野盆地(はだの) | 80~350 | 水無川・葛葉川・金目川・四十八瀬川/富士山・箱根山 | 伊勢原断層 塩沢断層帯・平山−松田北断層帯・国府津−松田断層帯/断層によって陥没 |
都道府県 | 市区町村 | 盆地名 | 標高(m) | 近くの河川/火山 | 近くの断層帯/特徴 |
---|---|---|---|---|---|
福井県東部 | 大野市 | 大野盆地(勝山盆地) (おおの/かつやま) | 150~250 | 九頭竜(くずりゅう)川・真名(まな)川・清滝川・赤根川/白山 | 濃尾断層帯 福井平野東縁断層帯 |
福井県西部 | 越前市・鯖江市 | 鯖武盆地(武鯖盆地) (さばたけ/たけさば) | 10~30 | 日野川/白山 | |
山梨県中央部 | 甲府市・山梨市 | 甲府盆地(こうふ) | 200~400 | 笛吹川・釜無川・富士川・御勅使川・早川/富士山・箱根山 | |
長野県北部 | 長野市・千曲市・須坂市・小布施町・高山村・飯綱町・中野市 | 長野盆地(ながの) | 300~400 | 千曲(ちくま)川/妙高山・新潟焼岳・草津白根山・浅間山 | 扇状地長野盆地西縁断層帯/フォッサマグナ |
長野県北西部 | 白馬村 | 白馬盆地(はくば) | 700~ | 姫川・犬川・平川・松川/弥陀ヶ原・妙高山 | 糸魚川−静岡構造線断層帯/フォッサマグナ |
長野県中央部 | 筑北村・麻績村 | 筑北盆地(麻績盆地) (ちくほく/おみ) | 600~ | 麻績川・東条川/浅間山・横岳・焼岳 | 糸魚川−静岡構造線断層帯 長野盆地西縁断層帯/フォッサマグナ |
諏訪市・茅野(ちの)市・岡谷市 | 諏訪盆地(すわ) | 750~900 | 諏訪湖/横岳・乗鞍岳 | 糸魚川−静岡構造線断層帯/フォッサマグナ | |
上田市 | 上田盆地(うえだ) | 400〜600 | 千曲(ちくま)川/浅間山・横岳 | 長野盆地西縁断層帯・糸魚川−静岡構造線断層帯・伊那谷断層帯/フォッサマグナ | |
松本市・塩尻市・山形村・朝日村 ・安曇野市・大町市・池田町・松川村 | 松本盆地(まつもと) | 500~800 | 高瀬川・梓(あずさ)川・奈良井川/乗鞍岳・焼岳・横岳 | 糸魚川−静岡構造線断層帯/フォッサマグナ | |
長野県東部 | 佐久市・小諸市・御代田町・軽井沢町 | 佐久盆地(さく) | 650~800 | 千曲川/浅間山・横岳 | フォッサマグナ |
長野県南部 | 伊那市・飯田市 | 伊那盆地(いな) | 400〜700 | 天竜川/御嶽山・横岳 | 伊那谷断層帯/フォッサマグナ |
岐阜県北部 | 高山市 | 高山盆地(たかやま) | 560~600 | 宮川・川上川・大八賀川・小八賀川/乗鞍岳・焼岳・御嶽山・白山 | 高山・大原断層帯 |
三重県西部 | 伊賀市・名張市 | 上野盆地(伊賀盆地) (うえの/いが) | 130~190 | 木津川・服部川・柘植川 | 頓宮断層 木津川断層帯 |
滋賀県中央部 | 大津市・野洲市・近江八幡市・東近江市・彦根市・米原市・長浜市・高畠市 | 近江盆地(おうみ) | 80~170 | 琵琶湖 | 琵琶湖西岸断層帯 三方・花折断層帯 湖北山地断層帯 野坂・集福寺断層帯 柳ヶ瀬・関ヶ原断層帯 |
京都府中西部 | 亀岡市・南丹市 | 亀岡盆地(かめおか) | 90~130 | 桂川 | かつて湖だったという伝承あり |
京都府南部 | 京都市・宇治市・長岡京市・大山崎町・八幡市・木津川市 | 京都盆地(きょうと) | 9~75 | 宇治川・桂川・鴨川・木津川 | 京都盆地−奈良盆地断層帯南部 三峠・京都西山断層帯 |
京都府南西部 | 京都市 | 山科盆地(やましな) | 35~80 | 山科川 | 京都盆地−奈良盆地断層帯南部 三峠・京都西山断層帯 |
兵庫県北部 | 豊岡市 | 豊岡盆地(とみおか) | 4~6 | 円山(まるやま)川 | |
兵庫県東部 | 丹波篠山市 | 篠山盆地(しのやま) | 200~400 | 篠山川 | 三峠・京都西山断層帯 有馬−高槻断層帯 |
奈良県北西部 | 奈良市・大和郡山市・天理市・橿原市・大和高田市・桜井市・御所市・安堵町・河合町・川西町・上牧町・広陵町・新庄町・高取町・田原本町三宅町 | 奈良盆地(なら) | 40~80 | 佐保川・富雄川・竜田川・寺川・飛鳥川・曽我川・高田川・葛下川・大和川 | 京都盆地−奈良盆地断層帯南部 生駒断層帯 |
岡山県北東部 | 津山市 | 津山盆地(つやま) | 100〜200 | 吉井川/三瓶山 | 山崎断層帯 |
広島県北部 | 三次市 | 三次盆地(みよし) | 150~170 | 西城川・馬洗川・可愛川、神野瀬川/三瓶山 | |
山口県中央部 | 山口市 | 山口盆地(やまぐち) | 10~30 | 椹野川/阿武火山群 | 岩国-五日市断層帯 周防灘断層帯 |
愛媛県南部 | 大洲市 | 大洲盆地(おおず) | 10~15 | 肱川(ひじ)・小田川・矢落川・久米川/鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 中央構造線断層帯 |
西予市 | 宇和盆地(うわ) | 200~250 | 肱川(宇和川)/鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 中央構造線断層帯 | |
熊本県南部 | 人吉市・球磨郡山江村・相良村・錦町・あさぎり町・多良木町・湯前町・水上村 | 人吉盆地(球磨盆地) (ひとよし/くま) | 100〜200 | 球磨(くま)川/霧島山 | 人吉盆地南縁断層 |
大分県北部 | 宇佐市 | 安心院盆地(あじむ) | 80~250 | 深見川・津房川・駅館川/鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 中央構造線断層帯/中世に宇佐神宮の荘園となって倉院が置かれた |
大分県北西部 | 日田市 | 日田盆地 (ひた) | 70~100 | 三隈川・玖珠川・大山川・花月川・高瀬川・串川/鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 万年山-崩平山断層帯 日出生断層帯 水縄断層帯 |
大分県中東部 | 由布市 | 由布院盆地(ゆふいん) | 450 | 大分川/鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 中央構造線断層帯 日出生断層帯/かつては湖だった |
大分県中西部 | 玖珠町・九重町 | 玖珠盆地(くす) | 400 | 玖珠川/九重岳・鶴見岳・伽藍岳・由布岳 | 万年山-崩平山断層帯 日出生断層帯 |
宮崎県西部 | 小林市・高原町 | 小林盆地(こばやし) | 150~300 | 岩瀬川・石氷川・辻ノ堂川・浜ノ瀬川/霧島山 | 人吉盆地南縁断層 |
宮崎県南部 | 都城市 | 都城盆地(みやこのじょう) | 100~145 | 東岳川・沖水川・庄内川・大淀川/霧島山 | 人吉盆地南縁断層 |
鹿児島県北部 | 湧水町・えびの市・小林市 | 加久藤盆地(かくとう) | 180~350 | 川内川/霧島山・米丸住吉池・桜島・若尊 | 北はカルデラ外輪山の矢岳高原、南はカルデラ南縁の霧島山 |
伊佐(いさ)市 | 大口盆地(おおくち) | 100~200 | 川内川/霧島山・米丸住吉池・桜島・若尊 |
結論:2025年7月4日~6日は標高500m~の宿へGO!おすすめの宿はこちら
さて、いろいろ調べてきましたが、要するに前日から標高500m以上の盆地に旅に出てしまえばひとまず安心でしょうか?
ということで、上でご紹介した500m以上の盆地の宿を地図上でカンタンに探せるリンクを盆地別に貼っておきます。ハザードマップも合わせて参考になさってください。
福島県中央部 猪苗代の宿
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氏神様へ日頃のお礼の参拝も忘れずにいたしましょう。