50代になると、分け目が薄くなってきたり、分け目の白髪が気になりますよね?
そんなとき、かつらがさっと隠せたら楽でいいなあと考える事ってないですか?
かつらについて調べていたら、自分の毛で人毛ウィッグを作ることができることがわかりました。今回は、その自毛のウィッグについて解説していきたいと思います。
自分の毛でウィッグが作れる
そうなんです。自分の毛でウィッグが作れるんです。
かつらの素材は、人毛やナイロンなどの種類があります。種類が豊富なので自分に合った素材のかつらを見つけることができるかもしれません。
でも、自毛でウィッグが作れるなら最高じゃないですか?
実は、自毛でウィッグを作ってくれる美容室が全国にあるんですよ。
たとえばこちら⇒ ナチュラル株式会社
ナチュラルさんのHPによると、自毛で作るヘアピース・ウィッグは業界ダントツの受注数とのこと。
自毛でウィッグを作るには注意点があるそうなので次にご説明していきます。
自毛でウィッグを作るときの注意点
髪の長さが20cm以上は必要
後ろ髪が肩甲骨の位置より長いかが目安です。カットした後の髪型のことも考えて、好みの長さにしましょう。
髪の状態の良い部分をカットして使うので、思ったよりたくさんの髪の毛が必要なんだそうです。
髪が多かったり、長ければ、ボリュームのあるウィッグや、長さのあるウィッグを作ることができます。40cm以上あると、ウィッグのデザインの選択肢が増えるようです。
ナチュラルさん提携サロンで、自分に似合うウィッグを見つけて、それに必要な自毛の長さを事前に相談してもよいかもしれません。
ゴムでまとめてヘアカット
はさみで切れるくらいの束にゴムでまとめて、ゴムの上をはさみでカットします。髪は濡らさずドライカットします。
行きつけのヘアサロンでカットしても良いですし、ナチュラルさん提携のサロンでカットしても良いそうです。
毛量が足りない場合
自毛だけでは毛量が足りない場合は、メーカーが保管している素材を追加することができます。
その場合は、人毛か人工毛かを選ぶことができます。たとえば、白髪を混ぜて自然な雰囲気にすることもできますよ。
製作期間は30日~45日
製作期間は1カ月強でした。自分のオリジナルウィッグを工場で製作してもらうと考えると、思っていたより早いですね。
ウィッグはカラーもパーマもできる
ウィッグはカラーやパーマもできます。年齢に合わせて白髪を増やせば、より自然なウィッグになります。
10万円以下でウィッグが作れる
気になる価格帯はというと、
65,000円 ~ 98,000円
と、意外に良心的なお値段でした。
自毛でウィッグを作る理由
アラフィフ世代が自毛でウィッグを作る理由は2つあると考えています
- 薄毛や白髪を隠すため
- がんなどの病気や薬で髪が抜けたときのため
自分が70代、80代になったときに、たくさん売られているウィッグから自分に合ったものを一から探すのは大変です。
元気なうちに自毛のウィッグを作っておけば安心ですし、あとが楽です。
実際にウィッグを作った人は、普段使いする方もいるようです。
自分の髪なので自然だから全然わかりません。
お仕事で出張に行かれる方や、旅行におでかけするときには、ウィッグがあれば簡単にスタイリングできますので、荷物が減って嬉しいですよね。
また、娘さんの髪を使ってお母さまへウィッグをプレゼントする方もいらっしゃるそうです。家族なら髪質も似ていて良いのかもしれませんね。でも、残念ながらおひとりさまはこのパターンはできません。
製作方法
こちらのナチュラルさんの場合ですと、次のような制作方法が紹介されています。
- 提携のナチュラルサロン or 行きつけの美容室でヘアカット
- 工場でウィッグ製作
- ナチュラルサロンでスタイリングやお直し or 自宅へ送付のみ
やはり、量産品ではありませんから、細かいスタイリングやお直しについては、ナチュラルサロンでやっていただいた方が良い気がします。
お手入れ
使用する場合
使ったら、油汚れが付くのでシャンプーします。
ブラッシング、シャンプー、リンス、ドライヤーなど、自分の髪を同じようなお手入れで大丈夫。
目安としては、冬は週1回、夏は毎日だそうです。
保管しておく場合
箱に乾燥剤と一緒に入れて、湿気の少ない冷暗所に保管しておけば、何十年ももつそうです。
だから、髪を伸ばせる若いうちに作っておいても大丈夫なんですね。
まとめ
髪の毛さえ準備できれば、オーダーのウィッグにしては良心的なお値段で、信頼できるヘアサロンもあり、納期も1カ月。
自毛で人毛ウィッグが作れることをもっと早く知りたかった!という方も多いのではないでしょうか。
でも今からでも大丈夫。ロングヘアになるまで一緒にがんばりましょう!