当サイトでは神社へのアクセス方法を解説していますが、
せっかく遠路はるばる訪れた聖地で、知らずに不敬なことをしてしまっていたら、とても悲しいですよね。
実は神社でやってはいけないNG行動がいくつかあるんです。
そこでこちらの記事では、神社に参拝するときのNG行動についてご紹介します。
神社で写真を撮ってはいけない
パワースポットに行ったら、つい写真を撮りたくなってしまいますよね?
でもそれは止めた方がよいかもしれません。
神社で写真を撮ると、写ってはいけないものが写ってしまったことはないでしょうか?そうした写真は金運が落ちるなんていう話も聞いたことがあります。
神社の境内は神様に仕えている御眷属(神獣)が守っていると言われます。御眷属は写真に撮られることを嫌がる存在です。
ですから、貴重な境内の景色は、写真ではなく自分の記憶に残しておきましょう。
当サイトでも、神社の写真は公式写真やWikipedia以外には載せないようにしております。
神社でお願いごとをしてはいけない
伊勢神宮では個人的なお願いごとはしてはいけないと言われています。
本当は他の神社でも同じはず。
では神社で何を祈ればよいかというと、日々の生活への感謝だけをお伝えすれば良いんですね。
神社は個人個人のことより、その地域全体を守ってくださっているからです。
冠番組をいくつも持って活躍している某有名タレントの方も、初詣で神社に参拝してもお願いごとはしないとおっしゃっていました。
こうしたことを自然にできてる方は、やはり何かに守られているように感じるエピソードです。
神社で木や石に触ってはいけない
神社では参道や境内にあるものは神聖はもので、人が触れてはいけないそうです。
パワースポットブームで、ご神木や巨石に触っている方をお見掛けします。
神聖なご神木や巨石に触れたい気持ちの裏には、自分が何かのパワーをもらいたいという欲があったりしませんか?
「神社でお願いごとをしてはいけない」ということは、「何か得したい、何かをかなえてもらいたい」という場ではない、ということ。
運を悪くするようなことをわざわざする必要はありませんよね。
神社にあるものを持って帰ってはいけない
神社にあるものは縁起が良さそうって思っていませんか?
落ち葉を持ち帰って手帳にはさんでしおりにさせてもらおうか、とか考えてしまうことはないでしょうか。
でも、ちょっと待ってください。
縁起が良さそう。何か持ち帰りたい。
それって、やはり「何か得したい」という考えてやってしまうことではないですか?
御神木や巨石にかぎらず、神社にあるものはすべて神聖なもの。
木、花、石、虫、動物。
落ちているものでも持ち帰らないほうがよいそうです。
ペットと一緒に参拝しないほうが良い
ペットを神社に連れて行くのは良くないという話をご存知でしょうか?
神社は神様だけではなく、御眷属(神様に仕えている神獣)がいて、神社を守っていると言われています。
御眷属は動物が境内に入ることを嫌がります。神様より御眷属の方が怖い存在なんです。御眷属は神様を汚す存在には祟ることもあると言われています。
もし、粗相があったりしたら目も当てられません。
可愛いペットを守る為にも、神域にはペットを入れずに、参拝中は境内の入り口に紐をしばって待っていてもらうのが良いかもしれません。
中にはペットOKの神社もあるそうなので、どうしてもペットと一緒に参拝したい場合には、そのような神社を探して参拝してみてはいかがでしょうか。
夕方以降は参拝しない
神社の参拝の時間帯にも注意が必要です。
できれば14時まで、遅くとも16時頃までが良いそうです。
夕方以降は、いろいろな意味で不安定な時間帯になってくるため、良くない存在も現れたりするそうです。
治安の意味でも夕方以降は避けた方が良さそうですね。
一番良いのは午前中。午後も早い時間に参拝するようにしましょう。
まとめ
お得なことが好き。
願いを叶えてほしい。
これは誰にでもある素直な気持ちです。
でも、神社ではその気持ちをいったん忘れて、感謝の気持ちを捧げてみませんか?
すべての神社に対して、伊勢神宮と同じように感謝の気持ちで参拝してくださる方が一人でも増えたら嬉しいです。
すでにご存じの内容もあるかもしれませんが、参拝の参考になさってくださいね。